英語を勉強していくうちに、イディオムを使ってもうワンランク上の会話を楽しみたい!と思ったことはありませんか?イディオムとはいくつかの単語で作られた慣用句のこと。それぞれの単語が持つ意味とは違った意味として使われることがあります。
今回はイギリス人ネイティブに、実際の生活でよく使うイディオム表現をトライズのコンサルタントがご紹介!
英会話の途中でポンっとイディオムを入れて、会話に深みを持たせてみましょう!
「そんな表現よく知ってるね!」なんて驚かれるかも!?
イギリス人が良く使うイディオム①
- It’s raining cats and dogs.
直訳すると「猫と犬の雨が降っている」となるけれど、そんなことが起こるわけもなく…。
このイディオムは「土砂降りの雨が降っている」という意味として使われます。
犬と猫が降ってると想像するだけで、なんだかスゴイものが降ってる、というイメージが湧きませんか?そのくらいの大雨、ってことです。
- It was raining cats and dogs yesterday. (昨日はすごい雨だったね)

イギリス人が良く使うイディオム②
- The best thing since sliced bread.
このイディオムには「とてもいいもの」「これまでにない優れたもの」「画期的なもの」といった意味があります。
直訳すると「スライスされたパン以来の最高のもの」となるのですが、その昔はスライスされたパンが珍しかったのでしょう。パンを切る機械が発明されたときは拍手喝采だったのかもしれませんね。
そこからこのイディオムができたようです。
でもこれは、皮肉を込めて使うときもあるので文脈で判断しましょう。
- Your idea is the best thing since sliced bread! (君のアイデアは超画期的だよ!)
イギリス人が良く使うイディオム③
- You can’t judge a book by its cover.
本の表紙が素晴らしくて手に取ったはいいけど、全然面白くなかった。という経験はありませんか?逆に表紙はイマイチだったけど、すっごく面白かった!ということもあるでしょう。
このイディオムは「本の表紙で本の中身を判断することはできない」。つまり「見た目で内容(物事)を判断してはいけないよ」という意味です。
日本語でもよく「人を見かけで判断するな」って言いますよね。
- A : John is so skinny. He looks weak! (ジョンってすごく痩せてるよね。弱そうに見えるよ)
- B : You can’t judge a book by its cover. He has a black belt in karate. (人を見かけで判断しちゃダメだよ。 彼は空手の黒帯を持ってるんだよ。)
今回はVol.1として掲載させていただきました。他にもたくさんあるので続きは次回掲載するVol.2を御覧ください。
また、英語コーチングスクールのTORAIZ(トライズ)では、今回ご紹介したようなイディオムなど実際に使える英会話力を身に付け、英語が話せるようになります。
トライズの専属のネイティブコーチと1年間のレッスンを通して、どんな場合にどんな英語表現を使うのか、その中には今回紹介したようなイディオムを使ったほうが良い場合や、あるいは使わないほうが良いのか学ぶことができます。
インプットとアウトプットを繰り返すことで1年で英語が話せるようになります。気になった方はぜひトライズの無料カウンセリングに起こしください。