今回はトライズ(TORAIZ)のコンサルタントに英語学習についてお話しいただきました。
みなさんこんにちは!トライズ新宿西口センターでイングリッシュコンサルタントをしているY・Kです。
今日はわたしの英語学習についてお話しします。ちょっと長くなりますが、皆さんのヒントになれば嬉しいです。
わたしって英語が好きかも…?
遡ること数年前。高校3年生のわたしは、大学に行きたくないなぁと悩んでいました。勉強が好きではなかったし、勉強がなんの役に立つの?と思っていた多感な時期。大学に進学したら4年間もまた勉強しないといけない。ならばよっぽど自分が興味のあることじゃないと続けられない!と思いました。
じゃあ一体何に興味があるんだろう?何が好きなんだろう?と考えたわたしは、過去を振り返っていろんなことを思い出してみることにしました。中学生の時、副担任の先生が外国人だったのですが、その先生とコミュニケーションを取るのが好きだったこと。人種差別問題について勉強したときには、人一倍熱くなっていたこと。
その他いろんなことを振り返ってみたら、自分が好きだったことの共通点が英語でした。
そこで「もしかしてわたしって英語が好きなんじゃない?」って思うようになったのです。
大学入学早々、自信を失う
そういう経緯で英語を学べる大学へ進学したわたし。
選んだ大学は、1クラス10人程度の小人数制で、授業の半分程度はアメリカ人の先生がオールイングリッシュで行うというカリキュラムが組まれているところ。夢いっぱいで胸を膨らませていたわたしでしたが、早速洗礼を受けるハメに。
まず、先生が言っていることが分からずパニックになりました(笑)。周りに帰国子女や留学生が多く、すでに英語が喋れる人は授業でもバンバン発言しています。
一方わたしはずっと受験勉強をしてきた普通の大学生です。海外経験はないけれど、受験英語で培った文法の知識だけはあったので、クラス分けのテストでは高得点。喋れないのに上の方のクラスに入ってしまったのでした…。
でもそんな急に英語は話せるようにはなりません。授業中、わたしだけが一言も発することができなかったり、わたしだけが会話に入れず愛想笑いをして終わったりすることが続いたある日「これはもう、完璧な英語を諦めないと、わたしは英語が上手くならない!」と思うようになりました。
「ミスするのが恥ずかしくて、間違わないようにしているから喋れないんだ。単語なら喋れるはずだ」と割り切って、恥ずかしいのは承知の上で、間違った英語でもどんどん喋るようにしました。

英語を話すためにやっていたこと
受験勉強で、基本的な文法の知識は備わっていたので、それをどのように使える英語にするか、というのがわたしの課題でした。アメリカ人の先生が集まるラウンジに入り浸り、つたない英語で話しかけて練習、練習、練習の日々。生活を英語漬けにするためにiPhoneの設定を英語にしたり、洋楽を聴きまくったり、イングリッシュカフェに行ったり、留学生の友達を作ったりしました。
とにかく英語を話す環境を作る努力をしていました。そんな生活を続けて1年経った頃。英語が話せる自分に気づいた小さな出来事がありました。
ある日、街を歩いていた時、外国人に「英語できますか?」と声をかけられました。その人は道を尋ねたいようでした。それまでのわたしは「いやいや、できません!」とか「ちょっとだけなら…」と逃げ腰だったのに、その時のわたしは違いました。「はい、できますよ」と即答したのです。
英語に自信がなかったわたしが、自信たっぷりにできる、と答えて、道案内までやっていました。自分では、英語ができるようになったなんて実感はなかったけれど、小さな積み重ねがわたしに自信を与えてくれたのだと思います。
日本で英語を学習するということ
大学の4年間のうち、4ヶ月間カナダへ留学した以外はすべて日本で英語を学んできました。日本にいながら英語が話せるようにするには、自分で意識し続けることが大切です。わたしの場合は、英語学科の仲間とも英語で話すようにしていました。
「今までは英語の間違いを気にしすぎて話せなかったけれど、この仲間の中では気にしないで、どんどん話すようにしよう!」とみんなで決めて、日本人同士で英語で話して練習していました。今思うと、同じ志の仲間がいてくれたことは、感謝でしかありません。
そんな大学生活を送り、4年間をかけて英語力を伸ばしていきました。
大事なことは毎日続けること。 英語に触れること。
これができれば、日本にいてもどこにいても、英語をマスターすることはできると信じています。
次回は、コーチング英会話スクール「トライズ」でも使用しているオススメの英語教材について詳しく書いていきます。ご期待ください!