comeとgoの違いについて
英語の「come」と「go」の使い分け方を知っていますか?
学校では「come」を「来る」、「go」を「行く」と習ったと思います。しかしながら、ネイティブの実際の会話では「come」を用いて「行く」と表現することがあります。
以下の2つの例文は、どちらも「今行きます」と訳すことができますが、違いを説明できるでしょうか?
- 「I’m coming.」
- 「I’m going.」
「I’m coming.」は「(相手のところに)今行きます」という意味です。つまり、待ち合わせで相手の元に近づいていくとき、「今行くよ」「向かっています」と伝えたい場面で使います。また、「John, dinner is ready.(ジョン、夕飯ができたよ)」と声をかけられた場合も、「I’m coming!」と答えるのが正解。
「I’m going.」の「今行きます」は、相手から離れているイメージです。例えば、仕事に向かう際に「行ってきます」と家族に伝える場合、家族から離れた場所に行くので「I’m going (to work) now.」が適した表現です。

英語のcomeとgoの違いをイメージで解説
英語の「今行きます」は、場面と状況に応じて使い分ける必要があります。
日本語の「行く」や「来る」に惑わされてしまうと使い分けが難しくなるので、
話し相手との距離が近づく場合 ⇒ come
話し相手から距離が離れる場合 ⇒ go
と、覚えておけば会話の中で瞬時に使い分けができるでしょう。
「come」と「go」の例文を見ていきましょう。
「come」は、「(話し相手のいる場所に」近づいていく」イメージです。
- Come this way. (こちらに来てください)
- Can I come and see you?(これから会いに行ってもいいですか?)
- Tom can’t come to your party tomorrow.(トムは明日のパーティには行けません。)
3つ目の例のように、話し相手先へ同行する場合も「come」を使って表現することが多いです。
goは、「(話し相手/この地点から離れて)遠くへ行く」ことを伝えるときに使い、「立ち去る」というイメージです。
- Let’s go to the beach today.(今日、海に行こうよ!)
- I’m going home.(家に帰ります)
英語の「come」と「go」は、日本語の「行く」「来る」とは中心となる視点が違うという点を覚えておきましょう。
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